パラメータクエリーの作り方

【パラメータクエリーとは?】 パラメータクエリーは、データベース内のテーブルやクエリーに対して、実行時にユーザーから入力された値を基に、データを検索・表示する機能です。具体的には、例えば「年齢が○○歳以上の人を検索する」といった検索条件を、ユーザーが実行時に入力できるようにすることができます。

【パラメータクエリーの作成手順】 以下に、パラメータクエリーの作成手順を解説します。

  1. パラメータクエリーを作成するテーブルやクエリーを開く まず、パラメータクエリーを作成したいテーブルやクエリーを開きます。

  2. クエリーデザインビューを選択する 「作成」タブから、「クエリデザイン」をクリックして、クエリーデザインビューを開きます。

  3. パラメータを指定する クエリーデザインビューで、条件行のフィールドに、[パラメータ]と入力します。この時、[]は必要ありません。例えば、年齢がパラメータである場合、「[年齢]」と入力します。

  4. パラメータのプロンプトを指定する パラメータに対して、入力を促すプロンプトを設定します。条件行の「規則」列に、[プロンプト]と入力して、その右側の列に、プロンプトとして表示する文字列を入力します。例えば、「年齢を入力してください。」といった感じです。

  5. クエリーを実行する 作成したパラメータクエリーを実行するには、「実行」タブから「実行」をクリックします。すると、指定したプロンプトに対して、ユーザーが値を入力することができます。

以上が、マイクロソフトAccess 2019における「パラメータクエリー」の解説と作成手順になります。